ホームページ 1号機ピンホール式 2号機 LHPP-2 3号機 LHPP-3 製作のアドバイス

無数の星が投影できる演出用スターボール

プラネタリウムではありません


 ほぼ完成したスターボール(4号機)本体、前川金属さんの45cmミキシングボールを使い美しい球体をしています。(2018年3月)
 星の数は3号機の1.5倍、LEDはカラーも含めて3倍になります。 プラネタリウムではありませんので、星の配列はランダムつまり適当です。補正用レンズも一枚からたくさん切り出して使いました。


 4号機スターボール内部。ズラリと並んでいるのが、パワーLED(白12、青6、緑6、黄色6)です。 LEDが中心から大きく外れているのと、回転軸とずれているのがミソで、恒星球にあたる部分を回転させると、 三次元的な複雑な表現ができます。4号機は右壁用で、5号機(左壁)とペアになる予定。


 スターボール全体像、壁面斜め下向きにに取り付けられた状態で, 投影される数はこれ一つで少なくとも10万個以上となります。  残念ながら、パワーLEDの発光面がどうしても大きくなるので、 プラネタリウムのようなシャープな投影とはいきません

 

 点灯した状態。白色だけとか、カラーだけとか色々組み合わせることが出来ます。


 5号機完成!4号機のメイン軸受けは含油タイプですが、今回はキャスター用のボールベアリングを使用しました。 チョッとウルサイですがスムーズに動きます。


 元々4号機だけでも、3次元的な不思議な投影でしたが、更に複雑になりました。 また天井はもちろん、壁、床など殆ど室内全面に投影されます。

使用しない時はこんなイメージ


 4号機の多色は止めて、グリーンだけとして蛍が乱舞するイメージを狙っています。 これに伴いカラーLEDを、白色(5W)と同じCREE社XPタイプ3Wに交換、電源も入れ替え輝度を上げました。
 蛍の光のように、星々をランダムに点滅させることとしました。 普通は電気的にやりますが、各LEDにアルミネットを取り付ける予定です。 外部のボールを回転させれば、勝手に明滅するハズです。また全体の輝度も可能なら上げます。


 同時点灯させるとこんな感じ。全体にシアン色気味の穏やかな表現。


LED発光部を変更しました


 発光部を変更し、全体に小さくして、また白色LEDの数を増やしました。 これはこの後、瞬き用のネットを試してみたいからです。
 当然ながら放熱をしないといけないので、ヒートシンクを取り付けてあります。


 新しい発光部の裏側。
 2つある小さな基盤は、緑色LED用の降圧型定電流ドライバーです。3WタイプLEDなので電流値設定0.85A。 熱を帯びる場所から、LEDと基盤の配線は耐熱電子ワイヤーを、本体との接続に耐熱ビニル線を使いました。
 接続にビニル線を使用したのは、耐久性と万が一投影球が落下したときの用心(?)。


 電源と駆動部分は天井裏に入り込みます。熱くなりますので密閉してファンで室内の空気を取り入れます。
 隠れて見えませんが3Wの工業用モーターで手前のウォームギヤを回転させます。 2本のパイプが入れ子になっていますが、各部にシャフトホルダーをかませ、室内へ抜け落ちるのを防ぎました。
 手前に24V出力100Wのスイッチング電源が二つあり、それぞれ白色、緑色LED用で、白色用はここに定電流ドライバーがあります。 外周部の白色LEDは1.3A、内部の増設LEDはドライバーの都合1.1Aの電流値設定です。


撮影場所/グランフレハウス

トップページに戻る inserted by FC2 system